LUXMAN L-595A LIMITED 試聴記
先日、LUXMANのセールス相田氏がLUXMAN史上最高級のプリメインアンプとなったL-595A LIMITEDを持ってきて、音を聴かせてもらいました。なんでも今年はラックスマン株式会社が創立95周年ということで、その記念モデルとして誕生した製品です。それ故に型番もL-595Aと中途半端に思える数字になったわけですね。
ベースモデルは1989年のL-570とのことで30年ぶりの復刻モデルです。価格は98万円ということから、L-570というよりは1992年のL-570Z’S (50万円) の復刻版というのが正しい位置付けかと思います。
当時L-570Z’Sは純A級プリメインアンプとしては非常に高級品で、確かにいい音がしていました。TANNOYのスピーカーと組み合わせてクラシックをかければ、それは極上の世界へ誘ってくれるような良くできたアンプでした。
ベースモデルは1989年のL-570とのことで30年ぶりの復刻モデルです。価格は98万円ということから、L-570というよりは1992年のL-570Z’S (50万円) の復刻版というのが正しい位置付けかと思います。
当時L-570Z’Sは純A級プリメインアンプとしては非常に高級品で、確かにいい音がしていました。TANNOYのスピーカーと組み合わせてクラシックをかければ、それは極上の世界へ誘ってくれるような良くできたアンプでした。
L-595Aのもう一つの魅力は真空管プリアンプのCL-1000と同等の仕上げのローズウッドの木製キャビネットです。天然木の突板を光沢塗装した美しい仕上げでゴージャスな雰囲気を醸し出します。フロントパネルは往年のL-570シリーズを再現したものですが、当時はシャンペンゴールドでしたが、今回はシルバーとなっております。内部は当然のことながら最新の回路技術を搭載して、ODNF-u増幅回路とLECUA1000アッテネーターで非常にクオリティの高い製品に仕上がっています。その他サウンドステージの再現性や細かい音の粒立ちといった、現在のアンプに求められている要素は十分に満たされています。
先日聴かせていただいたときは時間的な余裕がなく、十分に温まった状態では聴けませんでしたが、LUXMANのA級アンプらしい濃厚で温度感の高いサウンドの片鱗は実感することができました。十分にヒートアップした状態で鳴らせば、L-595A LIMITEDが目指す独特の音楽世界を楽しむことができそうです。同じ98万円でもAccuphase E-800の音色とはまた違った個性と魅力で楽しませてくれると思います。
先日聴かせていただいたときは時間的な余裕がなく、十分に温まった状態では聴けませんでしたが、LUXMANのA級アンプらしい濃厚で温度感の高いサウンドの片鱗は実感することができました。十分にヒートアップした状態で鳴らせば、L-595A LIMITEDが目指す独特の音楽世界を楽しむことができそうです。同じ98万円でもAccuphase E-800の音色とはまた違った個性と魅力で楽しませてくれると思います。