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Helca 1 & NCF Booster 自宅試聴


お正月休みに、前回ご紹介したKRYNA Helca 1と FURUTECH NCF Boosterを自宅でテストしてみました。

Heica 1はお客様に貸し出しをしていたため2本でのテストになりました。お店での試聴では電源ケーブルでの使用が効果的でしたので、電源廻りを絡めての試聴をしました。まずはCD廻りからDAコンバーターの電源ケーブルと、CDトランスポート~DAコンバーター間の同軸デジタルケーブルに巻いてみました。アナログケーブルよりもデジタルケーブルのほうが効果的という話も聞いていましたので、どの程度変わるかを一番最初にチェックしてみたかったわけです。まず電源ケーブルに巻いた印象は、ノイズ感が減少して力強い音になりました。これだけでも好印象でしたが、デジタルケーブルに通したら三次元的な音の広がりと粒立ちの良さが際立ちました。

次にアナログプレーヤーのトーンアームケーブルとMCトランス間とトランス出力とプリアンプのフォノ入力感でのチェックです。トーンアームケーブルは信号出力が小さいため効果的だろうと思いましたが、やはり大きく変わりました。落ち着きがあって柔らかみのある音が、透明感が出て解像度が上がりました。それでもアナログレコード特有の色彩の濃さは変わりません。う~ん、これはこれで好印象でした。
当方、スピーカーの入力端子のところには以前からキソ・アコースティックの靜ブランドのケーブルノイズキャンセラーCNC20-200を使っておりますが、改善効果としては同じような効用があります。このノイズキャンセラーはCMC(カーボン・マイクロ・コイル)という素材を用いて、主に電磁波による悪影響を除去するというものですが、やはり音がすっきりして元気な音になります。価格的にも2枚で¥20,000とほぼ同じで、場所によって好みによって使い分けるのがいいのかなと思います。
結局、このHelca 1 は使えば使うほど効果的なんだろうと思いました。とりあえず、電源ケーブル用にプリアンプ・パワーアンプ(モノで2本)・DAコンバーターの計4本、同軸デジタルケーブルとトーンアームケーブルの6本の導入を決意しました。この本数があれば他のところにも装着してみてまたレポートができると思います。

昨年末にフルテックさんから「お正月休みに空いているデモ機を使ってみませんか」とのお誘いを受けて、NCF Boosterも2個借りてテストしました。
取付場所は壁コンセントとコンセントボックスです。壁コンは圧倒的なパフォーマンスでした。まず力感が出て音が強くなった感じがします。最初は音の強さが目立ってうるさく感じたのですが、良く聴いてみると音の広がりと定位の良さがアップしていることに気づきました。壁コンもアコリバのコンセントベースとフルテックのGTX-D(R)、オー・ルージュのカーボンコンセントプレートと一通り強化してきたのですが、こんなもので(失礼!)こんなに変わるというのはやはり驚きです。最初は壁コンのところだけで良しとしていたのですが、2個借りたのでもう一つをアコリバの昔のコンセントボックス(RTP-6EVO)のインレットに装着したら、これがまたいいんですねぇ。先程の効果がより色濃く感じられます。外すと急に色あせて感じてしまうという非常によろしくない状態に陥ってしまい、こちらも2個導入を決断して正月早々蟻地獄に落ちてしまいました(笑)。

しかし、機材を買い替えるよりはコスト的にも抑えられるし、現在の音の性格を変えずにクオリティを確実にアップできるという意味では非常に見返りの大きい投資になるのではないかと確信できた試聴でありました。