EPOS ES-7N 試聴記
以前、このブログの中でEPOS ES-14Nの展示導入のいきさつを述べたことがありましたが、今回はそのジュニア版のES-7Nのデモ機が入ってきました。7月末くらいまで借りられるそうなので、様々な音楽をかけながら、そのポテンシャルを探ってみたいと思います。
前回のES-14Nの時は、半ば強制的に展示導入に至ったわけですが、今回は2週間ほどの間にいろいろと聴いてみて下さいと、かなり大人の対応になりました(笑)。
そのES-14Nはブックシェルフ型スピーカーとはいえ、そこそこの大きさがあり、デザイン的にもちょっと野暮ったいところもあったり、スタンドセットで税別800,000円と、これまたおいそれと手を出しにくい価格もあったりして、当店では試聴を希望する方もそれほど多くはなく、やや苦労しているのが現状です。
ES-14NやES-7Nにしても、音質的になかなかいいものは持っていますので、ご自身の好みの方向性が分かっていらっしゃる方には「いい選択」になるのではないかと思います。
前回のES-14Nの時は、半ば強制的に展示導入に至ったわけですが、今回は2週間ほどの間にいろいろと聴いてみて下さいと、かなり大人の対応になりました(笑)。
そのES-14Nはブックシェルフ型スピーカーとはいえ、そこそこの大きさがあり、デザイン的にもちょっと野暮ったいところもあったり、スタンドセットで税別800,000円と、これまたおいそれと手を出しにくい価格もあったりして、当店では試聴を希望する方もそれほど多くはなく、やや苦労しているのが現状です。
ES-14NやES-7Nにしても、音質的になかなかいいものは持っていますので、ご自身の好みの方向性が分かっていらっしゃる方には「いい選択」になるのではないかと思います。
ES-7Nの背面には、トーンバランスを変化させるためのクロスオーバー・スイッチが搭載されています。上にすると壁から30cmから50cmほど距離をとってセッティングする(Semi free)のに最適で、下にするとテレビ台などに置いて壁際に設置する場合や本棚の中に置いて使う(On wall)のに最適です。このポジションによって、スピーカーの音圧レベルが3dBほど違ってきますので、スピーカーの壁からの距離やご自身の好みによって選択できるところもなかなかユニークで面白い機能であります。
その他、スピーカーの底面に4mm径のネジが切ってあり、付属のシリコンゴムスパイクを取り付けることができます。これによってスピーカー底面と接地面のアイソレートができるようになっているなど、細かい配慮がされています。
その他、スピーカーの底面に4mm径のネジが切ってあり、付属のシリコンゴムスパイクを取り付けることができます。これによってスピーカー底面と接地面のアイソレートができるようになっているなど、細かい配慮がされています。
さて、ここからは試聴です。
1枚目はジャズでピアノ(水橋 孝)とベース(田中 裕士)のデュオによるMR.BOUJANGLE です。WOODY CREEKレーベルで、録音は神成芳彦氏でなかなかの優秀録音盤です。ピアノの響きがきれいに再生されました。2枚目はクラシックで、ヨーヨーマのSimply BaroqueⅡを聴きました。チェロの滑らかさと深みが印象的でした。3枚目はジャズヴォーカルでウィリアムス浩子の「バークレイスクエアのナイチンゲール」です。アコースティックギターとのデュオでしっとりと歌い上げるヴォーカルの口元がリアルに浮かび上がりました。
こうした編成の大きくないアコースティックな楽曲は、このスピーカーの実力をいかんなく発揮してくれるような気がします。かといってクラシックのオーケストラやジャズのビッグバンドなども音量を少し上げると、気持ち良く鳴ってくれるのにはびっくりしました。正にサイズを超えたダイナミックさにすっかり感心してしまいました。このスピーカーなら、アンプもそれほど高いもので組み合わせなくても、スピーカー1セット分くらいのプリメインアンプで十分音楽を楽しめると思います。当店ではアキュフェーズのミドルレンジプリメインアンプE-4000(税別630,000円)で鳴らしましたが、その下のE-380(税別480,000円)でも十分ドライブできると思います。
1枚目はジャズでピアノ(水橋 孝)とベース(田中 裕士)のデュオによるMR.BOUJANGLE です。WOODY CREEKレーベルで、録音は神成芳彦氏でなかなかの優秀録音盤です。ピアノの響きがきれいに再生されました。2枚目はクラシックで、ヨーヨーマのSimply BaroqueⅡを聴きました。チェロの滑らかさと深みが印象的でした。3枚目はジャズヴォーカルでウィリアムス浩子の「バークレイスクエアのナイチンゲール」です。アコースティックギターとのデュオでしっとりと歌い上げるヴォーカルの口元がリアルに浮かび上がりました。
こうした編成の大きくないアコースティックな楽曲は、このスピーカーの実力をいかんなく発揮してくれるような気がします。かといってクラシックのオーケストラやジャズのビッグバンドなども音量を少し上げると、気持ち良く鳴ってくれるのにはびっくりしました。正にサイズを超えたダイナミックさにすっかり感心してしまいました。このスピーカーなら、アンプもそれほど高いもので組み合わせなくても、スピーカー1セット分くらいのプリメインアンプで十分音楽を楽しめると思います。当店ではアキュフェーズのミドルレンジプリメインアンプE-4000(税別630,000円)で鳴らしましたが、その下のE-380(税別480,000円)でも十分ドライブできると思います。
今の時代、物価高で何から何まで値上がりする中で、一般大衆の方々にとっては、こうした趣味の製品に大金をつぎ込むのはなかなか難しい時代でありましょう。限られた予算の中で、価格満足度の高い製品を探していらっしゃる方は多いと思います。そうした方にはこのES-7Nというスピーカーは、サイズ的な面と価格の面でも、非常に満足度の高い製品に仕上がっていると思います。このスピーカーを中心にアンプやCDプレーヤーなどで100万円くらいの予算で十分クオリティの高いセットが組めそうな気がします。小型で小粋な大人の音楽空間を楽しめるオーディオセットを皆さんも組んでみてはいかがでしょうか?
7月中は当店にデモ機がございますので、ご興味のある方は一度お聴きになることをお勧めいたします。思わずニヤリとしてしまう爽快さと驚きがあると思います。
ご愛聴盤をお持ちいただいてのご試聴をお待ちいたしております。
7月中は当店にデモ機がございますので、ご興味のある方は一度お聴きになることをお勧めいたします。思わずニヤリとしてしまう爽快さと驚きがあると思います。
ご愛聴盤をお持ちいただいてのご試聴をお待ちいたしております。