TANNOY Autograph mini/GR 展示いたしました
イギリスTANNOY社で2005年以来製造してきたAutograph miniですが、一部の原材料が入手困難となり、2016年に製造を打ち切っていましたが、今年の6月より装いも新たにAutograph mini/GRとして復活いたしました。
そもそもAutograph は1954年に発売になった15インチデュアルコンセントリックユニットに前はフロントホーン、後ろはバックロードホーンというオールホーンシステムのスピーカーです。そのサイズは高さ1530×幅1080×奥行670(mm)という巨大サイズで、このスピーカーを日本で最初に導入したのが作家の五味康介氏という話も有名です。そのミニチュアモデルとして発売されたいわゆる「企画もの」スピーカーです。しかし単に外観を真似てダウンサイジングしただけではなかったところにTANNOY社の意地を感じるところです。使用ユニットは4インチ(10cm)ですがちゃんとした同軸2ウェイユニットを新開発してきてビックリしました。さすがに複雑なオールホーンシステムは無理でリアバスレフ型でしたが、システムの完成度の高さはなかなかのものでした。
そもそもAutograph は1954年に発売になった15インチデュアルコンセントリックユニットに前はフロントホーン、後ろはバックロードホーンというオールホーンシステムのスピーカーです。そのサイズは高さ1530×幅1080×奥行670(mm)という巨大サイズで、このスピーカーを日本で最初に導入したのが作家の五味康介氏という話も有名です。そのミニチュアモデルとして発売されたいわゆる「企画もの」スピーカーです。しかし単に外観を真似てダウンサイジングしただけではなかったところにTANNOY社の意地を感じるところです。使用ユニットは4インチ(10cm)ですがちゃんとした同軸2ウェイユニットを新開発してきてビックリしました。さすがに複雑なオールホーンシステムは無理でリアバスレフ型でしたが、システムの完成度の高さはなかなかのものでした。
そのAutograph miniがGRになったということで、これまた「そんなに変わらないじゃないの?」などと思っていたら、フロントバッフルもスッキリしたしGRシリーズのプレート(ちょっとサイズが大きいけど)も付いてゴージャス感は出てますね。加えてサランネットのサイン入りプレート(まさにオートグラフ!)もオリジナルに近い形になっていてなかなかいい感じです。
こうした外観だけではなく今回はネットワークが新設計になっているようで、実際に音出しをしてみるとS/N感の良さが感じられます。前作のAutograph miniはもう少しクラシック寄りというか、従来のTANNOYの音色のイメージが強かったように思います。しかしこのAutograph mini/GRは音ヌケが良くなって、音楽ジャンルは問わなくなっています。クラシックはもちろん、ジャズ・フュージョンからポピュラー・ロックまで過不足なく楽しめてちょっとビックリです。価格は1ペア36万円と前作から6万円高くなりましたが、昨今のハイレゾ音楽の再生にはこの音ヌケと響きの良さは相性がいいですね。
いろいろ大人の事情があって導入したAutograph mini/GRですが、音を聴く前と後で印象はガラリと変わりました。やはりオーディオは聴いてみないとわかりませんねえ。それと変な先入観を持ってはいけないことをあらためて思いました。そして今回の試聴で私なりの結論はこのようになりました。
「小さなスペースでジャンルを問わず音楽を楽しみたいという方にはベストな選択の一つとして推薦いたします。」
こうした外観だけではなく今回はネットワークが新設計になっているようで、実際に音出しをしてみるとS/N感の良さが感じられます。前作のAutograph miniはもう少しクラシック寄りというか、従来のTANNOYの音色のイメージが強かったように思います。しかしこのAutograph mini/GRは音ヌケが良くなって、音楽ジャンルは問わなくなっています。クラシックはもちろん、ジャズ・フュージョンからポピュラー・ロックまで過不足なく楽しめてちょっとビックリです。価格は1ペア36万円と前作から6万円高くなりましたが、昨今のハイレゾ音楽の再生にはこの音ヌケと響きの良さは相性がいいですね。
いろいろ大人の事情があって導入したAutograph mini/GRですが、音を聴く前と後で印象はガラリと変わりました。やはりオーディオは聴いてみないとわかりませんねえ。それと変な先入観を持ってはいけないことをあらためて思いました。そして今回の試聴で私なりの結論はこのようになりました。
「小さなスペースでジャンルを問わず音楽を楽しみたいという方にはベストな選択の一つとして推薦いたします。」